口臭外来

口臭外来って?

こんなこと、当てはまりませんか?

「家族や友達に口が臭うと言われた」
「実は、中学生の頃から口の臭い悩んでいる」

なかなか誰にでも相談できることではありません。
歯科医師として長年皆様のお口を診ている中で、「実は・・」と、このようなお悩みを打ち明けられることが多くありました。
また、ご主人や奥様の口臭に悩まされている方も、非常に多くいらっしゃいます。

以前より口臭治療に力を入れてまいりましたが「もっと的確にお悩みを解決したい」
そのような思いから「口臭外来」を開設しました。

どうして「臭い」はそんなに気になるのでしょうか?

臭い(嗅覚)は、五感の中(嗅覚、視覚、聴覚、触覚、味覚)で唯一、情動脳(大脳辺縁系)に直接情報を送ります。
「嗅覚」は直接感情に訴え、理性を失わせる「感覚」なのです。
それをいい方向で利用しているのが、大手ホテルチェーンです。
ロビーに同じ香りを漂わせてブランディング(あるブランドに対して共通の印象を持たせる手法)したりするほどなのです。


欧米と日本の「口臭事情」の違い

よくテレビで見るように欧米人にとって「ハグ」は大事なコミュニケーションの手段です。体の距離が近くなるので、口臭ケアは「常識」であり、口臭治療もかなり浸透しています。
しかし、日本ではまだまだ口臭ケアの意識は低く、口臭に対する考え方も無頓着な方がかなり多いのが現状です。

口臭に無頓着な方がいる一方で、とても気にする方もいます。
口臭を抑制(デオドラント)することは「見えない審美治療」と言われます。
しかし「口臭がなくなるように」と思ってやっていることが却って逆効果になることもあるのです。
たとえば、テレビのCMでも度々流れる口臭予防の液剤を常用することで、洗浄成分が口に中を荒らしたり、舌苔(ぜったい:舌についている白っぽいもの)を取ろうとして舌ブラシを使いすぎ、舌が炎症を起こしたり・・。

原因を解明し、正しい知識をもち、治療が必要であれば治療することが大事です。

口臭の原因を「見極める」ことが大事です

口臭の原因は、9割が口の中にあります。
原因がわからないまま右往左往していても、口臭はやっつけられません。

「敵を知れば百戦危うからず」
まず「原因」を知ることが大事です。
「原因」を特定し、治療に当たることができるのは、実は私たち「歯科医師」なのです。

「歯科医師」は、「口臭治療のプロフェッショナル」なのです。

「患者さんの口臭のお悩みを解決したい」

私は口臭学会に所属しておりますが、更にその分野を推し進めるべく「ほんだ式口臭治療」の提携医として認定を受けました。

「ほんだ式口臭治療」で学ばせて頂いた知識を生かしこの度「口臭専門外来」を開設いたしました。
口臭でお悩みだった方が笑顔でお帰りいただけるようがんばる所存です。

「ほんだ式口臭治療」とは?

一般書店にも本が並ぶほどのメジャーな口臭治療法です。
「ほんだ式口臭治療」は口臭治療の権威です。
開発者である本田俊一先生の開設されております大阪のクリニックに約半年間通い(2015年7月~12月)、提携医の認定を受けました。

本田式全国EBAC口臭専門クリニック

EBAC(Excellent Breath Alliance Clinics)
EBACとは?



本田先生と



認定書

当院にある検査機器について

「臭いの素」になるガスの成分は、測定することができます。
成分を分析することで、原因究明ができます。


口臭測定用ガスクロマトグラフィー「ツインブレーサーⅡ」





硫黄化合物のうち、「硫化水素(温泉臭・腐卵臭)」と「メチルメルカプタン(腐った玉ねぎ・ごみ臭)」を分離して分析します。




口臭衛生検査システム「アテイン mBA-400」

口臭に含まれる硫化物の種類と濃度を分析します。
口臭の原因になるお口のなかの「清浄度」がわかります。
6分程度で結果が出ます。
内科的要因や飲食物の影響を受けません。

口臭治療の流れ

STEP1Step1 予約

まず、ご予約をお願いいたします。(口臭外来は、完全予約制となります)
一度ご来院頂き、お口の中の診査及び必要があれば治療(保険診療)を行い、その際に生活調査票(口臭の原因を調べるため、1週間の食生活、口臭状態を記載)等の書類をお渡しします。ご記入の上、次のご来院時にご持参ください。

STEP2Step2 初診(検査・診断・治療)


初診では、「問診」と「検査」を行います。
問診:口臭についてのお悩みを詳しく伺います
検査:レントゲン検査/口腔内診査/口臭測定器による検査/唾液の検査/舌の検査

STEP3Step3 再診

口臭測定器による再検査(唾液の検査、舌の検査など)を行います。
検査結果をもとに、口臭が改善されているかを判断します。

口臭マメ知識

口臭には「.生理的口臭」と「病的口臭」の2種類があります。
「生理的口臭」及び「病的口臭」どちらで悩まれている方も当院でご相談いただけます。


「生理的口臭」のいろいろ

・起床時口臭
朝起きたときの口臭は、寝ている間の唾液が少ないことが原因です。


・空腹時口臭
空腹になると体に蓄えられた「脂肪」「たんぱく質」を分解しエネルギーとします。
その際「ケトン体」が血中に入り、血液の肺でのガス交換時に「ケトン体」のにおいがすることで臭うのです。

・加齢性口臭
唾液が少なくなると、口臭がきつくなります。
加齢による唾液の減少、薬の副作用で唾液が少なくなったりします。

・疲労時・緊張時口臭
緊張を表す表現「固唾を呑む」は「固い唾(つば)」と書きます。緊張時や疲れたときは唾液の出が悪くなり、口臭がきつくなります。

・口呼吸による口臭
鼻が呼吸の器官であって、口はそうでありません。
口で息をすると口が渇き、口臭が強くなります。

・ホルモンの変調による口臭
思春期のホルモンバランス変調により体臭がきつくなるのと同じように、妊娠や月経、更年期などに口臭が強くなることがあります。

・食べ物や嗜好品による口臭
にんにく等の食物や、タバコ等の嗜好品による口臭もあります。

「病的口臭」のいろいろ

※治療の必要がある口臭です。原因の9割は歯医者で治せます。

【歯科疾患】
・ 歯周病
口臭の原因として最多です。

・ 舌苔(ぜったい)
舌のこびりついた白い沈着物を「舌苔」といいます。
口の中の細胞が剥がれ落ちて、舌の上に溜まって腐ったものです。

・ 歯垢(プラーク)/ 歯石
口臭の原因物質である「歯垢(プラーク)/歯石=たんぱく質」が多いと、口臭が強くなります

・ ひどい虫歯
歯の神経が腐るほどのひどい虫歯では、強烈な臭いがします。

・唾液(だえき)の減少
唾液の出が悪くなると、お口の中の浄化作用が下がり、細菌が増え、においがきつくなります。


【歯周疾患以外】
耳鼻科系の疾患が原因、または内科的な疾患由来の口臭もあります。
副鼻腔炎によるアデノイドや、咽頭炎、上気道中咽頭癌などが原因の場合もあります。


【口臭症】
実際に口臭があるかないかに関わらず、自分に口臭があると思い込んでしまう状態。

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